こんなことありませんか?

福祉や介護、心理など対人援助職と言われる仕事の現場で、「性が絡む話題」「性が絡むトラブル」が出る

実際、本会にも...

「学んだこともない性の相談をされたため、自分の考えで答えてしまったけれど、自分もクライアントもまったくハッピーではない」(心理職)

「施設の中で利用者さん同士が性のトラブルを起こしたんじゃないかっていう事案が出たことがあったのだけれど、どういうふうに対応するのが正解だったのか、今でも分からないです」(介護職)

そんな声が寄せられたことがあります。

そういう時、どう対応する?

「学んだこともない性の相談をされたため、自分の考えで答えてしまったけれど、自分もクライアントもまったくハッピーではない」

⇒性に関する相談に乗る際には、様々な知識や情報を持っていると、「自分の考え・意見」ではなく、知識や情報を踏まえた相談活動ができます。(つまり、最新の知識や情報を仕入れることが大事)

「施設の中で利用者さん同士が性のトラブルを起こしたんじゃないかっていう事案が出たことがあったのだけれど、どういうふうに対応するのが正解だったのか、今でも分からないです」

⇒知識や情報のほか、対応の技法・テクニックを持っておくことも、とても有効です。

「性に関する知識や情報」「対応の技法・テクニック」はとても重要です。それらを教えてくれる講座は既にたくさんあります。

この講座は、その土台となる「態度や価値観」を見つめるものになります。

土台としての「態度や価値観」とは?

例えば、誰かと会っている時に「この人、口では応援してくれるようなこと言ってるけど、本当は全然応援する気ないんだろうな」と、何となく感じる瞬間があったりしませんか?口で言っていること以上に態度から伝わるものっていっぱいあるんですよね。

それを踏まえると、たとえどれだけ性感染症に関する知識や最新情報を学び、どれだけ性感染症の相談に乗る技法を学んでも、「性感染症にかかるのは自己責任」という態度や価値観を持っていたら、それは相談者に伝わるものです。それを感じた相談者は傷ついたり、心を閉ざして本音を言わなくなったりします。

対人援助の際には、知識や最新情報、技法やテクニックはもちろん大事ですが、その土台として、援助者が持っている態度や価値観もとても重要なものになります。性の健康イニシアチブはこうした価値観や態度のことを「アティチュード」と呼んでおり、それについての講座を行っています。

講座の特長

演習を数多く取り入れています。知識は本を読めば身に着けることができますが、アティチュードは、「そういうふうに動ける身体感覚」のことでもあり、身体にしみついていなければ現場で活かすことができません。そこで、本研修では、インプットレクチャーと同じくらい(あるいはそれ以上に)ワークの時間を大事にします。

受講生の声

これまでに本講座を受講した方の声をご紹介します。⇒こちらから

受講について

本会が主催し参加者を広く募って開講する「オープン型」のほか、お声かけいただいた職場にお伺いし、職場の研修として行わせていただく「受託型」での開催も可能です。「受託型」での実施の際は、時間の長さやご依頼の背景(課題感)、ご希望の内容、ご予算などをお聞きし、最適なメニューをご提案いたします。