事業を「理念を実現するための具体的な手段」と位置づけて取り組んでいます。
誰に何を届けるか
理念を実現するために、下の「対象となる方 × 内容」を届けることが重要であると考えています。
対人援助職のみなさま × 性の話題と向き合うアティチュード(態度)について
性について体系的な学びの経験が無くても、仕事の現場で性に関する話題が出ることはあります。そんな場面で役に立つ態度についての話題をお届けします。知識を体系的にイチから学ぶのには時間がかかりますが、態度はトレーニング次第で身に着けることができます。態度が変われば実践も必ず変わります。
性教育に取り組むみなさま × 「尊厳」「権利と責任」などのキーワード
性の健康イニシアチブは、性教育のゴールを「自立した主体者を育てること」だと考えています。そのゴールを達成するために必要なキーワードや、包括的セクシュアリティ教育に関する基本的な理解と『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』の読み解き方をお知らせします。
すべての生活者のみなさま × 健康的な人間関係の合言葉「私もOK、あなたもOK」
「性の健康」とは、性的な(セクシュアルな)話題であるだけでなく、突き詰めれば人と人とのコミュニケーション=関係性の問題であり、自分と相手がどんな関係を持ちたいかという主体性の問題に行き着きます。自分も相手も我慢や違和感なく付き合い続けるための人間関係について取り上げています。
どうやって届けるか
上記の3つのメッセージを届けるための手法として、次のようなものを採用しています。
書籍の出版・販売
本会が編集・執筆を行うオリジナル書籍
性の健康イニシアチブのオリジナル書籍を制作・販売します。詳細は現在準備中です。
他の出版社から刊行されている書籍
性の健康イニシアチブが厳選した、性の健康について学ぶ際のオススメ書籍を取り扱っています。
販売場所について
常設店を構えているほか、イベントでの即売も行っています。
ワークショップの開催
対人援助職の方を対象としたワークショップ型研修
現在詳細を準備中です。
性教育の実践家の方を対象としたワークショップ型研修
講座名 | 性教育実践者のための「尊厳」「権利と責任」講座 |
目的 | 性教育を実施していくために学んでおきたい「尊厳」「権利と責任」などの概念を中心に学ぶ |
内容 | ●日本の性教育の歴史(最近30年) ●性教育の「包括的アプローチ」(いわゆる「包括的セクシュアリティ教育」)について ●『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』の見方・使い方・読み解き方 ●重要キーワード(「尊厳」「権利と責任」)について |
受講の意義 | ●「尊厳」「権利と責任」についてと、それを性教育にどう活かしていくのかを学べる(※性教育のゴールは「自立した主体者を育てること」。そのために性教育を受ける人の「尊厳」「権利と責任」を尊重することが必要) |
形式 | ●形式:座学とワークショップ ●時間:2時間(目安) ●主な対象:学校教員、性教育に取り組むみなさま |
問合せ | こちらからご連絡ください。https://sexualhealth-initiative.org/contact |
生活者の方を対象としたワークショップ型イベント
毎回異なるテーマ・異なる内容で、パワーポイント等のスライドではなくレジュメを使ったキーノートトークと、キーノートトークの内容をより深く理解するためのワークショップの2部構成のイベントを開催しています。
イベントの開催
世界性の健康デー東京大会
性科学分野の世界最大の国際組織「性の健康世界学会(World Association for Sexual Health)」が提唱する国際デー。毎年9月4日が「世界性の健康デー」とされており、その前後に世界中で様々な趣向の活動が展開されます。性の健康イニシアチブは例年、「世界性の健康デー東京大会実行委員会」として東京大会を主催しています。
国際性科学者の日
メキシコ性科学者ネットワークが2021年から始めたメモリアルデー。性科学者の仕事やそれが人々の生活にもたらすものなどを多くの人々に知ってもらうための日とされています(毎年6月29日)。中南米で活動が広がっているようです。
外部のイベントへのブース出展
他社・他団体が主催するイベントにブースを出展します。
各種ツール等の開発・販売等
現在詳細を準備中です。
ザ・サードプレイス(家でも職場でもない第3の居場所)の設置
現在詳細を準備中です。